Loading...
Ikuto Hiraiwa
0   /   100

HERMESとの死闘の足跡(導入編)

読む

ことの始まりは2023年、ロレックスを2本手にした僕はつけあがり込み、ちょっといい身なりでちょっといいレストランに行くようになる。

そこで当然妻も一緒に同席することになるが、他人からどうみられているかをふと考えてしまった。

自分だけいい格好して、妻といえば20歳の時にプレゼントしたカルティエのダイヤのネックレスが一番身につけているので高いものだろうと。そうすると夫が肥やしを得て妻には何も与えない非道な男が出来上がる。

今こうして色々な挑戦ができるのも、頭のおかしな僕を支えてくれるのも妻だ。そんな妻を想う気持ちを素直に伝えられない僕は、とにかく妻の欲しいものを買おうと心に決めた。

そして当時、資産にもなるとおねだりされたのがエルメスのバッグだったわけです。

当時の僕は、エルメスといえばバーキンとしか分からず、カバンなんて金だしゃ買えるやろ。そう思っていましたが、実際はカバンどころか、アクセサリーも革製品すべて、エルメスの商品は手に入らないわけです。

ロレックスで経験があったが、在庫がないと。

それからというもの在庫があるか日に日に実店舗に足を運び確認する。いわゆる「エルパト」という行動をしていた。

エルメスにはオンラインサイトもあり、そこにもたまに在庫が更新される。しかし基本的には1秒も持たずにカートに入らなくなる。恐ろしい戦争だ。

そして、1年ほどしてもカバンは出てこない。途中、妻が欲しいといった靴や革のカードケース(本人は財布として使っている)やネックレス、ピアスを購入したが、一向にカバンの気配はない。ポップHのピアスの写真だけなかった。

シェーヌダンクルブレスを予約し、1年半待ってようやく連絡がきて受け取りに行くと、そこで初めてちゃんと顧客として対応してくれた。

普段めったに出ないシェーヌダンクルのリングも3種類くらい裏から出してくれたし、ひっそりと財布もあるんです」と他の客に聞かれないように耳打ちしてくれた。

よくよく考えれば、20半ばの若い男が、急に来店してレディースのカバンが欲しいなんて転売ヤーそのものじゃないかと思った。こういう商品を購入することが確定している上で初めて本当の意味で ”客” として扱われるんだと実感した。

かれこれ時は立ち2024年になる。知っての通り資本主義社会において、金は力である。代々金持ちの実家が太い家族はエルメスの実店舗に行くと並ばず入り、大きなショッパーをぶら下げて出てくる。

「ああ、やっぱりこいつらには出てくるよな」

と憤りを覚えた。在庫がないなんてのは嘘だ。いや本当かもしれないが、信じない。

僕たちのようなペーペーがカバンを手に入れるには、金持ちの親を手に入れるか、誰でも手が出せるオンラインで戦うしかないと。

もちろん、僕の親は金持ちではない。昔は貧乏だった。今はそれなりの貯蓄ある家庭だと信じたいが。

こうして、エルメスにお布施した計100万円近くはのちの功績につながると信じて、実店舗のエルパトは高島屋にいった際にふらっと寄るくらいにした。

そしてエルメスオンラインで戦うことを決めたのです。これが2024年の4月ごろのことです。ベビー誕生してからです。

エルメスオンラインがどれだけ強いか、それを知るのはもう少し先の話です。次の記事で本格的な通知BOTの開発の話になります。


シェーヌダンクルだけ共通で使ってますが、僕もエルメスほしくなってきました。